先が思いやられる・・・『移動型レストラン』自販機3.0について
最近の自動販売機をご存知だろうか?
ジュースを売るものからおでん缶、アイス、ラーメン、菓子パンなど様々なものが自動販売機で売られている。
お金を投入し、商品を選び、ボタンを押す。
このような簡単な作業でほしいものが手に入る自動販売機。
『移動型レストラン』自販機3.0について紹介したい。
詳しい説明は『FooVo』というサイトに掲載されていたものを見てほしい。
https://foodtech-japan.com/2020/12/04/farmers-fridge/
簡単に説明すると、今までは完成された商品を購入する。
自販機3.0は好きなトッピングなどをカスタマイズでき、自販機の中で調理されたものを購入するといった仕組みだ。
しかもアプリで注文し、携帯で決済を済ます。
いわゆるタッチレス化も適応されている。
採用されている商品としてはサラダ、ピザ、スムージードリンクなどがあるとのことだが、今後様々な商品が出てくるのは間違いないであろう。
このように機械が調理をする時代になる・・・新しい時代がやってくる。
それはいいのだが、僕と同じように飲食業で働いている人たちからしたら・・・不安だ。
この前の記事でも書いたが、『作業』はすべてロボットに任せた方がよい。
飲食業の仕事(特に調理関連)はいわば『作業』という仕事を極めようとすることが目標となっていることが多い。
接客は別だが調理となると先輩に包丁の持ち方、使い方を教わり、野菜を切るという『作業』を、失敗しながら経験を積み、慣れていく。
料理の作り方も一緒だ。
要は『作業』を何年も何十年も繰り返していくような仕事が多い。
残念ながら『作業』でロボットに勝てる人間などほとんど存在しないだろう。
そんなご時世に飲食店で働いて修業し、認められ、自分の店を出す・・・もう時代遅れの考え方だと断言できる。
このような機械が出てくると僕たちも将来の仕事を考えていかないといけない。
ただ、この仕事が嫌いではないので辞めたくはないと思う気持ちもある。
何か自分自身にテクノロジーに対する知識の付加価値を付け、今後の世界に立ち向かえるようになりたい。
そんなことを自販機3.0の登場により思うようになった今日この頃である。