仕事の準備の大切さ
仕事前の準備と聞いて皆さんはどこまで考えますか?
昔、居酒屋で働いていた時によく怒られていたテーマだ。
『最初の準備が肝心、宴会が始まってから慌てるのではなく、始まる前に慌てろ。』
このようなことを耳にタコができるくらい聞かされた。
どこまでを準備として考えられるかが重要なのだが、皆さんはどこまで宴会前に準備できますか?
例えば自分の家で友達と鍋パーティーをするとする。
その際どこまで準備することができるだろうか?
・人数の確認
・鍋の種類(もつ鍋、チゲ鍋など)の確認
・鍋を作る材料の確認(なければ調達)
・予算の確認
・皿、お箸などの食べるための道具が適切な数あるのか確認
・嫌いな食べ物、アレルギーがないか確認
・下準備(野菜を切っておく、だしを作るなど)の確認
・飲み物はアルコールがよいのか、ソフトドリンクがよいのか確認
他にもたくさんあるだろうが、これくらいは準備できるのではないか。
『仕事に関する準備』=『先に起こる出来事を予測し、対策を考えておく』
このように言えるであろう。
この準備を特に真剣に考えず、適当に済ましてしまうと今後様々な出来事が起きた時の対応が遅くなる。
仕事が遅れるということは顧客に迷惑がかかるということ。
飲食だけでなく他の職業でもすべて同じであろう。
『ちょっと待って』
『あともう少しでできます』
『間に合いませんでした』
このような言葉を使う人たちはそもそもの任せられた仕事が自分の能力的に無理があったのか、または準備不足かのどちらかだ。
『〇〇のようなことが起こるかもしれない。』
『□□になった場合どうしようか』
など準備段階で考えておくことが大事なのだ。
行動が遅くなる不利な点はあるが、経験を積むことにより行動しながら予測をすることができるようになっていく。
そうなるまでに時間はかかるが、コツコツと経験を積み重ねながら成長していくことが重要なのではないか。