時間に対する考え方
時間はどんな人でも同じ1日24時間しかない。
社長、平社員、フリーター、学生、主婦・・・すべての人が1日24時間しかない。
『時は金なり』という言葉通り、『時間』は言うなれば『金』、つまり人間一人ひとり平等に与えられた『資産』と捉えられる。
現代社会において他人の『財産』、『資産』を奪う行為は法律で罰せられる。
お金、価値の高い物品(時計、宝石)などを他人から奪うと罰せられる。
ただ、人から『時間』を奪ったとしても法律で罰せられることはない。
同じ『資産』であるのにどうしてなのか。
例えば友達と待ち合わせ場所に集合するとき、相手が何らかの理由で1時間遅刻したとする。
すると待っている側(自分)は24時間のうちの1時間を遅刻した人間に奪われたことになる。
もう1つ例をあげると24万円現金が入った財布を道で落とし、後になって探して財布を見つける。
中身を確認すると23万円しか入ってない。
後者は『財布の中身を取られた!』と憤りを感じるであろうが、前者はどうだろうか。
なんだかんだで許してしまうのではないか。
それはおかしなことではないか。
よく『時間は大切』、『時間を無駄にするな』と言われ、教わっているにもかかわらず、友達同士や、知り合いになると『なぁなぁ』になり、時間に対してルーズでも許してしまう。
まだ時間の大切さが理解できてないのではないか。
自分自身もそうだが、相手に時間を奪われるような行為に対し、もう少し厳しい対応をしていってもよいのではないかと思った。