回遊の人生楽笑ブログ

クスクス笑って頂ければ幸いです。

甲斐くんと林山。その他多数 1

久々の3人

 

みなさんこんにちは。

 

覚えてくれてますか?

 

林山です。

 

・・・えっ!?

 

誰って?

 

・・・ですよね。

 

忘れられるのなんて慣れてますから。

 

「おいおい!!林山聞いたか?」

 

声をかけてきたのは甲斐くん。

 

えっと・・・こちらは覚えてる?

 

なるほど・・・僕は忘れて、甲斐くんは覚えてると・・・こちらも慣れました。

 

どうせあれでしょ?

 

もう1人も覚えてる感じでしょ?

 

「・・・お前頬膨らませて・・・何してるの?」

 

・・・俺としたことが顔に出てしまっていたようだ。

 

「・・・可愛いって言われたいの?」

 

「・・・否。」

 

動揺したせいもあり、変な断り方をしてしまった。

 

「否って・・・お前センスねぇな。」

 

「・・・うるせぇよ。それよりどうした?俺は何も知らないぞ。」

 

「そうそう・・・今日からホールに新しいバイトが入るってさ!!」

 

「へぇ・・・どんな子?女の子?」

 

「男2人だって。俺たちと同じくらいの年齢らしいよ。」

 

「マジか!?俺が言うのもなんだが・・・どうしようもない奴らだな。」

 

「ちーっす。」

 

丁度いいタイミングでどうしようもない奴が来た。

 

「戸田!!今日からホールに新しいバイトが来るってさ!!」

 

「・・・んあぁ?ホールに?あんまり俺らには関係ないじゃん。なぁ林山?」

 

・・・戸田が正論言ってる。

 

「確かになぁ・・・女の子ならともかく、男2人だしな。」

 

「えっ?男?男なの?」

 

妙に食いつく戸田。

 

「食いつき良すぎるだろ?どうした?」

 

食いつく戸田に質問する俺林山。

 

「いや、男でバイトに来るって・・・しかもホールだろ?間違いなくチャラチャラした奴なんだろうなって。そうだろ?」

 

・・・偏見がすごい戸田。

 

「甲斐くん見たんでしょ?見た目どんな感じ?チャラチャラしてた?」

 

「見た目はチャラチャラしてないかな・・・ただ・・・」

 

ただ・・・?

 

「ただ・・・ゲイだってさ。」

 

・・・なるほど。

 

・・・なるほど。

 

「まさか・・・甲斐くん、ゲイってあいつら?」

 

戸田がおそるおそる聞いてみる。

 

「・・・イエス。」

 

・・・何で英語だよ!!

 

まぁそんなことはどうでもいい。

 

「ちょっと待て!!あれだろ?弾と漢のことだろ?あいつら自分でbar経営してるんだぜ?バイトに来るなんておかしいだろ?」

 

「本当にbar経営してるの?」

 

戸田が聞いてきた。

 

「間違いない。俺も1回客として行ったことある。」

 

「お前barなんて行ってるの?」

 

戸田が聞いてきた。

 

「悪いか?」

 

「悪ぃよ!!林山ぁ、超似合わねぇ!!」

 

甲斐くん、ノリノリで登場。

 

「うるせぇよ。別に行ってもいいだろ?」

 

「bar行って何頼むの?カクテル?ねぇ・・・カクテル頼む?」

 

「おいおい甲斐くん・・・カクテルはないよ~。だって林山だぜ?」

 

盛り上がるバカ2人。

 

「で?で?何頼むんだよ?」

 

「・・・カクテル。」

 

「似合わねぇ!!」

 

2人同時に発せられた言葉が俺の心に響いた。

 

「他は?何か頼まないの?カクテル以外には何か頼まなかったの?」

 

「・・・コーラ。」

 

「ファミレス行けっつーの!!」

 

またか・・・すごいシンクロ率だな。

 

「ちょっと待てって。俺がbarに行った話してたんじゃないだろ?弾と漢がアルバイトに・・・。」

 

「もうそんなのどうでもいいよ。なぁ甲斐くん?」

 

「オーイエス!!」

 

だから何で英語なんだよ。

 

・・・この後バカ2人が俺をいじり倒したことは容易に想像がつくと思います。

 

それより弾と漢がアルバイトに来るって本当?