甲斐くんと林山、たまに戸田。運命交錯編 23(最終話)
多良福で繋がる・・・。
戸田が帰ってきた。
「どうだった?お前がコンビニで働いているって気付いた?」
戸田に聞いてみる俺林山35歳。
「うん。気付いてた。甲斐くんと林山のことも言ったよ。」
「そしたら?」
「甲斐くんのことは覚えてたけど、林山って誰?ってさ。」
もう慣れてますよ。
「サンダーTって言ったら爆笑して『あいつかぁ・・・あのダサい男かぁ。』って。」
・・・もう・・・慣れてます・・・から。
「良かったらみんなで飲まないかって誘われたんだけど。」
「いいじゃん!!いこうぜ!!」
ノリノリの甲斐くん。
こうして俺たち3人は仕事を終わらせ、『多良福』とは別の場所で今日来ていた2人と飲み明かした。
今後この2人と長い付き合いになることなどこの頃は全く思ってもいなかった。