仲良くなるというのは難しい
最近新しい社員さんが雇われるたびに思うことがある。
仕事覚える前に仲良くなろうとしすぎてないか。
ある程度はあって仕方ない行為であろう。
全く知らない場所に、知り合いも1人もいない状態で入社がほとんど。
そのような状態で息が詰まるのはわかるのだが・・・完全にやりすぎてる感じがする。
こちらからも最初は話しかける。
趣味とかを聞くこともあり、同じ趣味ならその話で盛り上がる。
度が過ぎるというのは向こうから仲良くなりたいがために仕事以外で会おうとする。
または上司の話をよいしょし、持ち上げて気分を良くさせる。
なぜそのようなことをするのか。
親密になり、あまり怒られないようにするため。
ミスをしたとしても仲良い関係から『しょうがないか。次は気をつけてね。』と軽い注意で終わらせるため。
このようなことを考えているため上司と親密になるような努力をしているのではないかと思ってしまう。
別の言葉で言うと『世渡り上手』という言葉があてはまるのだろうか。
仮に仲良い関係を築けないと感じ、厳しく怒られると感じる人間には手をひっくり返したように話に来ない。
仕事覚えてからならまだしも最初からそのような人間に仕事教えようと思うだろうか。
『親しき中にも礼儀あり』というように仲良くなろうとする努力は否定しないが、仲良くなった後でも適度な緊張感をもって接しようと考えている新入社員さんを最近見かけない気がする。