回遊の人生楽笑ブログ

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料理のレシピについて

今回はさらにキッチンOSに関する内容であるレシピの進化について記事を書いていこうと思う。

 

ヘスタン・スマート・クッキングのエンジニアリングディレクターであるJon Jenkins(ジョン ジェンキンス)はレシピの進化について3段階あると言っている。

 

バージョン1・・・紙媒体のレシピをデジタル化

 

今まで書籍などの料理本を参考に見ていたものが、携帯電話などで画像として見ることができるようになったということ。

 

レシピを利用する側からするとこの進化によりページに折り目、または付箋などの目印を付けなくてもレシピを検索することができるようになった。

 

さらに、レシピを見る際、書籍の場合折り目を無理につけておかないと料理している最中に閉じてしまう事があったが、その問題も解決される。

 

バージョン2・・・レシピを動画化

 

テキストで書かれたレシピを脚本に動画にすることによりどのような変化が生まれるのか。

 

テレビ番組、YouTubeなどで料理を作っている動画があるのだが、それもすべてこのバージョン2に含まれるであろう。

 

この進化により、具体的にどのように調理を進めていくのか、調理の工程を目で確認しながら調理できるようになった。

 

特にYouTubeでは気になるところで動画を停止し、確認できる。

 

書籍、画像としてレシピを見ていると、包丁の動かし方、鍋のふり方などがいまいち伝わりにくい場合があるだろう。

 

動画にすることでその問題が解決し、さらにレシピとして使い勝手が良くなっている。

 

バージョン3・・・レシピのソフトウェア化

 

スマホ上のレシピアプリを人間が操作することにより、レシピが調理家電を動かして調理を始めるといった内容だ。

 

詳細なプログラムによる指示コマンドにより料理が作られていく。

 

今までの進化では人間が主導でレシピを見て料理を作っていたのだが、バージョン3ではレシピが主導で調理家電に指示をし、料理を作っていく

 

明らかな変化だ。

 

今までのレシピであれば、お留守番をする小学生の子どもが、『温めて食べてください』という親の置き手紙を見たら電子レンジに入れ、温めて食べていただろう。

 

ソフトウェア化されたレシピが一般的になれば『〇〇アプリの□□を押してください』という置き手紙を見たらそのアプリのレシピを押すことにより調理され、待つだけで料理が出てくる。

 

数十年後には『おふくろの味』が大勢多数同じになっているかもしれない。

 

そもそも『えっ!?まだ親が料理作ってるの?』というような会話がもう少ししたら出てくるかもしれない。

 

それだけ生活を変化させるレシピの進化がもう間もなく浸透していくことになるだろう。