回遊の人生楽笑ブログ

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甲斐くんと林山。その他多数 12

奥の手を手に入れた林山

 

どうもこんばんは。

 

林山です。

 

今どこにいるかって?

 

ロッカールームにいます。

 

厨房に入ろうとしたら・・・面白いものが見れたもので・・・モニタリングしてまーす。

 

いやぁ・・・弾さん困ってますねぇ。

 

きっと心の中グシャグシャでしょうね。

 

そういえば・・・さっきホールで息の荒い漢をみかけたなぁ。

 

どうした?って聞いたら

 

「ハァ・・・ハァ・・・逃げない・・・豚は・・・ハァ・・・ただの・・・豚だ。」

 

ってさ。

 

・・・ニヤニヤが止まらないよ。

 

まぁ・・・もう時間だし、そろそろ厨房に入りますか。

 

「・・・は、林山!!」

 

・・・フフフ。

 

まったく・・・ニヤニヤしかできない。

 

「おはよう弾。つーか甲斐くんなんでオカマなんだよ。」

 

「ノリよ。林山遅かったじゃないの!!何してたの?」

 

「まぁ・・・色々とね。」

 

「今日のおすすめ聞かれたから・・・とりあえずあたしって言っておいたわよ。」

 

「お前なんか食えるか!!」

 

「・・・おぉ・・・さすが・・・林山。」

 

あのマイヴィーナスをダサいと言った弾が『さすが林山』だってさ。

 

悪い気はしないね。

 

「とりあえず今日のおすすめはサバかな?刺身、焼き魚両方いける。あとカツオの塩タタキもおすすめだね。」

 

「ちょっとあたしは?あたしはおすすめ・・・。」

 

「食えねぇよ!!食いたいとも思わん!!」

 

「食い気味に食えないって・・・」

 

「しょうもない!!」

 

「なに?今日の林山グイグイ食いぎみ~!!」

 

「うるさい。もうそろそろ気が済んだ?そろそろ仕事しましょうね。悟さん。」

 

俺がそう言うと甲斐くん・・・いや、悟さんは素直に仕事にとりかかった。

 

「・・・林山・・・お前猛獣使いか?」

 

疲れ切った弾が話しかけてきた。

 

「俺動物苦手だから。」

 

そう言うと弾は小さい声で『助かった・・・』と言い、ホールに帰った。

 

この時に俺は気付いたのだ。

 

弾、漢で困った時は・・・悟を呼べばいいのだと。