回遊の人生楽笑ブログ

クスクス笑って頂ければ幸いです。

甲斐くんと林山、たまに戸田。運命交錯編 15

・・・曲者!!

 

「おいおい林山ぁ、どうしたんだよ。キャラなんて作らなくても・・・。」

 

「・・・拙者・・・新しいキャラを作りたいんでござる。」

 

林山、忍者になる。

 

「・・・まさか・・・忍者?」

 

「左様でござる・・・曲者っ!!」

 

シンクの中にあったスポンジを投げてみた。

 

・・・

 

・・・

 

・・・

 

「満足したか?」

 

「・・・うるさい。」

 

「無理にキャラなんて作らなくていいだろ?」

 

「俺・・・いや拙者だってキャラがほしいんだ!!・・・でござる。」

 

「無理するなって。それに正直言うと・・・。」

 

何だ?

 

何を言うつもりだ?

 

「面白くない。」

 

「・・・切り捨てごめん!!」

 

刀持ってるふりして甲斐くんに襲い掛かる。

 

「うわっ・・・ちょ・・・ちょい・・・なぁ林山ぁ、お前歳いくつだよ?」

 

「・・・35でござる。」

 

「やってること小学生並みだぜ?」

 

さらに追い打ちをかける甲斐くん。

 

「本当に痛々しいし、つまらない。」

 

「・・・」

 

絶対に泣かない。

 

でも・・・忍者がダメでもまだ諦めない!!

 

まだ次があるのだから。