甲斐くんと林山、たまに戸田。運命交錯編 １１

ある日の出来事

・・・

・・・まさかな。

俺は心の中でつぶやいた。

これは夢なんだ。

これが現実なわけがない。

何故かって？

だって・・・

甲斐くんと戸田が職場で添い寝してる。

とりあえず写メを撮る。

アングル変えて３枚ほど撮った。

昨日俺は体調不良で早退した。

それまではいつもの２人だったのだが・・・。

「・・・もう・・・うーん・・・。」

・・・ただの寝言も意味深に聞こえてしまう。

最近やたらとゲイのネタが多かったのが原因なのか・・・。

好奇心から・・・

いやいや待て！！待つんだ林山！！

それ以上は考えるな！！

「はやしやまぁ・・・くぅぅぅ・・・。」

・・・

・・・

やめてくれ。

これ以上俺を迷わさないでくれ。

・・・

・・・一旦外に出よう。

そして時間を潰してもう１度ここに戻ってくる。

そしたら・・・何か変わっているかもしれない。

とりあえず俺はこの場から逃げ出すことにした。