回遊の人生楽笑ブログ

クスクス笑って頂ければ幸いです。

甲斐くんと林山、たまに戸田。誕生編 18

語る戸田。

 

「いつ連絡したんだ?」

 

「この前無視した日があっただろ?その前日に連絡返ってこなくなったんだ。」

 

かれこれ1週間くらいか。

 

「どうせ俺なんてダメなんだろうな。どうせ遊ばれてたんだよ。」

 

まぁまぁ、そう言わずに・・・。

 

「林山、お前は好きすぎて頭がおかしくなるような恋愛したことあるか?」

 

・・・多分ないかなぁ。

 

「俺・・・こんなにおかしくなったの初めてだよ!!メールが返ってこないだけで相談とかしてるんだぜ?」

 

なんだろう・・・今日の戸田・・・よく喋るなぁ・・・。

 

「林山、こんなに好きになるような子とこれから先出会うと思う?」

 

「出会・・・。」

 

「出会わないね!!」

 

俺の言葉を食ってきやがった。

 

こいつ俺の意見聞く気ないだろ?

 

「もう・・・いっそ殺してくれないかなぁ・・・俺のこと。」

 

「そ・・・」

 

「死にたくなぁい!!」

 

・・・むかつく。

 

「俺本当は死にたくないよ。あの子から連絡返ってくるまで死にたくなぁい!!」

 

「連絡返ってきたら死んでもいいのか?」

 

やっとまともに話せた。

 

「半分ね。半分だけなら死んでもいい。でも残り半分は生きていたい!!」

 

こいつ何言ってんの?

 

「あの子と生きていきたい!!」

 

本当に・・・こいつ何言ってんの?

 

しょうがないから話を合わせる。

 

「半分って上半身が生きてるパターン?それとも下半身が生きてるパターン?」

 

「バカだぁお前は!!体は死んでいいんだよ!!心が生きていればそれでいいんだよ!!」

 

臭っ!!

 

臭すぎてだんだん面白くなってきた。