甲斐くんと林山、たまに戸田。激闘編 6
再登場
「・・・ちょっと林山ぁ、聞いてんの?」
・・・気付いた方いるだろうか。
俺は気付いてしまった。
「何だよ?」
「何よっ!!テンション低いわねぇ・・・あげあげぇ!!」
・・・ほらね。
なぜか知らないがオカマになってやがる。
「ほらっ!!どうしたの!?あなたも変身しなさいよ!!」
・・・温度差。
「何でオカマなんだ?どうしたんだよ?」
「前に一緒にしてくれるって言ったじゃない?・・・ほら!!ほら!!」
「・・・そんな気分じゃないんだ・・・ごめん。」
「う~る~さ~い~!!」
・・・温度差。
「何?テンションあげるためにオカマになったの?」
「違うわよっ!!私・・・重大発表しに来たの!!お~ど~ろ~き~!!」
「重大発表って何?」
「実は・・・私・・・。」
・・・
・・・早く言えよ。
・・・
・・・
「・・・早く言えよ。」
「た~め~す~ぎ~!!でしょ?そこはた~め~す~ぎ~!!あなたオカマの心無くしちゃったわけ?」
「すいません。俺今日見たいテレビあるから早く帰りたいんだ。今度じゃだめ?その話聞くの。」
「あんた、オカマとテレビどっちを・・・。」
「テレビ。」
「食~い~ぎ~み~!!」
「今度聞くから!!頼む・・・見逃してくれ。」
「約束よ。・・・分かってるわよね?今度・・・私またオカマにならないといけないんだからね。発表するためだけに!!」
別に素のままで発表してもいいよ。
「そのことをふまえてもう1・・・。」
「テレビです。」
「食~い~す~ぎ~!!」