回遊の人生楽笑ブログ

クスクス笑って頂ければ幸いです。

甲斐くんと林山、たまに戸田。誕生編 16

41点

 

「なぁなぁ、昨日のことだけど・・・戸田何を話したかったんだろうな?」

 

俺林山、なんだかんだで気になっていました。

 

「どうせつまらん話でしょ?それよりこれ見て・・・すごくキレイに巻けてるよな?」

 

昨日作った春巻きを見せてくる甲斐くん。

 

「ちょっとも気にしてないのか?あれだけ聞いてくれって言ってたのに。」

 

「だって・・・戸田だよ?」

 

妙に納得。

 

「確かにそうだけど・・・。」

 

「気になるんなら林山聞いてやれば?」

 

「・・・そうだな。一応バイト仲間だしな。今度聞いてみようかな。」

 

「よし!!そうと決まればジャンケンだな。」

 

「・・・はぁ?」

 

「林山が勝ったら俺も一緒に戸田の話聞く。林山が負けたら・・・」

 

大声でインパクトでしょ?

 

「林山が今1番かっこいいと思う英単語を叫ぶ!!」

 

うわぁ・・・。

 

「よし!!いくぞ!!ジャンケン・・・ほい!!」

 

勝者・・・甲斐くん。

 

俺は考えた。

 

・・・

 

・・・

 

・・・覚悟を決めた。

 

「じゃあ・・・準備はいいか?いくぞぉ!!3,2,1・・・はい!!」

 

「カスタード!!」

 

・・・

 

・・・

 

・・・。

 

「お前・・・狙ったね?わざと笑わそうとしただろ?」

 

何も言葉が出てこない。

 

「100点満点中・・・41点かな。」

 

中途半端な恥ずかしい点数です。

 

採点者・・・甲斐くんはその場を去っていった。

 

誰か・・・答えを教えてください。

 

赤点の答え、優等生の答えどちらでも構いません!!