食肉について
牛、豚、鳥、ラム・・・食肉の中でどの種類のお肉が好きですか?
僕は全部好きだ。
そんなお肉大好き人間にとって悲しいお知らせが・・・。
お肉が食べられなくなる日がやってくる。
ご存知の方もいると思うが、これは事実であり、まぎれもない真実。
まだ先の未来にはなるのだが・・・おそらく2050年くらいにはだいぶお肉が食べられない状況になっていると思われる。
その理由をいくつかあげていく。
理由その1:世界人口の増加
世界の人口が2050年には今より20億人以上増加すると予測されている。
これにより、今以上に食物を作っていかなければいけない。
理由その2:肉を作るための飼料用穀物の多さ
人口が増加し、食物をさらにたくさん作っていかなければいけないことはわかった。
それとお肉、何が関係するのか?
例をあげると牛肉1㎏確保するために必要な飼料(与える餌)は約11㎏。
つまり、牛の餌としてあげている飼料がもったいない。
それであれば増加している人口の食料として使ったほうが良いのではないかというこ
とだ。
理由その3:水不足
人口増加によって食料と同じくらい水不足の問題もあげられる。
水を牛肉1㎏生産に使うと・・・約2000リットル。
大豆など飼料を作る水と牛が飲む水を確保することは、牛が飲む水のほうが10倍必
要になるとのこと。
先と同じでそれだったら他の作物に水を使った方がよいのではないかということだ。
このような理由からおそらく肉はなかなか食べられなくなる。
肉を作るより、他の食物を作った方が、飼料的に効率がよいからだ。
このようなことが将来的に起こることに対して、人類はどう対応していくのか。
答えは『代替肉』、『培養肉』、『昆虫食』の3つである。
これらの詳しい記事をまた改めて書くことにするが、簡単に説明すると
『代替肉』・・・植物性の材料(大豆など)でお肉の食感、質感をだし、あたかもお肉
を食べているような感覚にすること。
『培養肉』・・・食肉の細胞を実験室のような場所で科学的に培養させ、肉の塊を作
る。
『昆虫食』・・・その名の通り、昆虫を食べる。
このような感じだ。
この前書いた『小麦粉』のこともそうだが、今まで当たり前に食べていた物が将来無くなる。
このことを肝に銘じ、食べ物を大切に扱い、感謝の気持ちを持って食べることを心掛けていこうと思う。