泣くことについて
よくこんな言葉を聞かないだろうか。
『男がそんな簡単に泣くな』
『いい大人が泣くことないだろ?』
『泣いたら許してもらえると思ってる?』
僕はよくこれらの言葉を聞いていた。
今はあまり泣かなくなったが、20代の仕事を始めだした頃はとにかくよく泣いた。
だからいつもこう思ってた。
『うるさい。泣きたくて泣いてるわけじゃない。』って。
正直言うと僕自身そうだったのもあるのだが、人前で泣くのはしょうがなくないか?
泣くということは人より一生懸命仕事してできなかったから泣いているのだ。
一生懸命仕事についていこうとしてできなかったから泣いているのだ。
そんな一生懸命働いている人に対して『泣くな!!』って言うのはどうなのかと思う。
特に若い新入社員などは初めての体験をしていくことになるわけだ。
そのような時ストレス、疲労などで泣いてしまう人もいるだろう。
何も世間を知らない1~5歳くらいの幼児なら泣くのは普通と思われるが、仕事始めたばかりの大人もその世界の世間を知らない。
そうなると仕事の世界では幼児と同じではないか?
そんなに泣くということをマイナスに捉えず、頑張っている証と周りが捉えることができるような社会になってほしいと思う今日この頃でした。